台湾新経済連盟とメタバース推進協議会、大阪万博でAI・次世代通信の国際連携を強化
- 南方人才永續展
- 8月15日
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この記事の目次
台湾×日本「Cool Osaka EXPO Summit 2025」を実施 AI・次世代通信分野で連携強化へ
この記事は、台湾と日本の産業界に興味がある方や、AIや次世代通信技術の最新動向について知りたい方におすすめです。また、国際連携の重要性や未来の技術に対する理解を深めることができる内容となっています。
「Cool Osaka EXPO Summit 2025」の開催
台湾新経済連盟(台湾台北市、理事長:鄧萬偉(Deng Wan-wei))と一般社団法人メタバース推進協議会(東京都千代田区、代表理事:養老孟司)は、大阪・関西万博の一環として「Cool Osaka EXPO Summit 2025」を開催しました。このサミットは、台湾の人工知能(AI)や次世代通信分野における国際連携を推進することを目的としています。
実施報告
大阪・関西万博の場を活用し、台湾新経済連盟とメタバース推進協議会は、AIや次世代通信といった先端技術に関する国際連携を深めるため、日台間の実務レベルでの産業交流を進めました。日本を代表する専門家や業界関係者を招き、講演や対談を通じて、AIや次世代通信の実用戦略について共通理解を深め、社会課題の解決に向けた連携を目指します。
特に、台湾の人工知能(AI)や次世代通信分野における国際連携を促進するため、台湾政府の国家発展委員会人材部副部長 鄭佳菁(Zhèng Jia-jing)氏や台南市市長 黃偉哲(Huang Wei-che)氏が挨拶を行い、各団体代表による連携ビジョンの表明が行われました。また、MOU(覚書)の締結や、両国の専門家やスタートアップ企業による対談を通じて、今後の連携や具体的な協力の方向性が示されました。
台湾新経済連盟について
台湾新経済連盟は、台湾のスタートアップやテック企業、産業界など多様なリソースを結集し、分野横断的な連携を促進することで新たな経済モデルの創出を目指しています。「国際連携 × デジタルトランスフォーメーション × 社会イノベーション」を中核的な理念として掲げ、台湾産業の国際展開を推進するとともに、日台間の交流を実務レベルで深化させています。
特に台湾企業と日本市場との連携を深め、双方のリソースを活かした協業を通じて革新的なソリューションの創出と社会全体のデジタル化を促進するため、連盟内のネットワークを活用し、台湾企業のグローバル展開、特に日本市場への進出を積極的にサポートしています。
一般社団法人メタバース推進協議会について
メタバース推進協議会は、最先端のデジタル技術を利活用しながら“人間本来の暮らし方”の探求を目指し、日本人の生活文化や産業の醸成や継承につながる新たな文化圏、経済圏のあり方を検討することを目的に、2022年3月に設立されました。
現在の日本社会は、少子高齢化・大都市への人口一極集中・地域の過疎・農林水産業衰退などが複雑に絡み合う解決困難な社会課題を抱えています。地方において、地域社会の社会基盤・インフラをデジタル技術で補完することで関係人口との絆を醸成し、文化圏・経済圏を維持する必要性が高まっています。
しかしながら、世界レベルで急速な発展が進むメタバースやAIを含む最先端のデジタル技術の可能性に期待を寄せながらも、自然や人類に及ぼす影響について慎重な議論が必要だとの認識が示されています。このような背景から、新たなデジタル技術が地域社会や人にどのように役立つかを多角的に議論し、未知の世界を体験する機会が必要だと考えられています。
そのため、2025年の日本国際博覧会(大阪・関西万博)において、未来社会ショーケース「フューチャーライフ万博・フューチャーライフエクスペリエンス」のパートナーとして展示し、全国の自治体、教育機関、地域企業と共に考える機会の提供を進めています。
お問合せ先
本件に関するお問い合わせは、以下の連絡先までお願いします。
JPASS株式会社 担当:井上、森
TEL:080-4496-0867 / Mail:haruna.inoue@sports-jam.jp
終わりに
「Cool Osaka EXPO Summit 2025」の開催は、台湾と日本の間でのAIや次世代通信分野における連携を一層強化する重要なステップです。両国が協力し合うことで、未来の技術革新がもたらす新たな可能性を探求し、社会課題の解決に向けた道筋が開かれることが期待されています。今後の進展に注目し、共に未来を切り開いていくことが重要です。ㄅ
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